週一エッセイ/所属タレント
第120回 2004年05月13日 北さおり(さおり) 「海」
行き詰まったり、落ち込んだりした時、一人で海に行く。
出来るだけ水平線を長く望める場所に腰掛けて、何もせずに座っている。
ぼ~っと、水平線を眺めていても、答えは出ない。自分の中をいろんな思いがくるくる回る。
行き場のない考えが、まるで寄せては返す波の様に行きつ戻りつ、、、。
それでも、ただひたすら、海を見つめている。海が何かの答えをくれるわけでもないのに、、、。
二十歳の誕生日。やはり一人で海にいた。一ヶ月前に突然母を亡くし、いろんな出来事が次々と押し寄せてきた。
もう立ち上がれないかなというくらい、思い切り凹んでいた。というより打ちのめされていたという感じだった。
和歌浦の海水浴場。夏とはいえ、まだ、七月の始めの平日、海には地元の高校生らしき男の子が数人泳いでいるだけで、
海岸にも人はまばらだった。
ずっと海を見ながら、自分に起こった、いろんな出来事を思い返していた。
海を見ていたって、もちろん答えは出なかった。
そこに、何時間ぐらい居たのだろうか。
そのうちに、泳いでいた男の子の一人が、とつぜん自分の海水パンツを脱いで、頭にかぶった。
始めはそれを見て「何してんねん」と笑っていた仲間の男の子達も、
次から次へと同じ様に海水パンツを頭にかぶって泳ぎだした。
ばかだなぁと思いつつ、無邪気な彼らの姿に思わず笑ってしまった。一瞬心がふっと軽くなった。
そして「さあ、家に帰ろう」と思った。もちろん、私の中に何かの答えが見つかったわけではない。
ただ、「さあ、いつもの様に家へ帰ろう」と思った。
和歌山を出て、大阪で一人暮らしを始めてからも、時々一人で海に行く。
決して人は多くなく、でもどこかに少しは人の気配が感じられる場所がいい。
以前は北港のヨットハーバーが、お気に入りだった。
でも、このところ周りの雰囲気がすっかり変わってしまって、ガッカリしていたら、
最近少し遠いが一人で出かけるには「いい海」を見つけた。
場所は、、、ヒ・ミ・ツ。二十歳の頃と違うのは、完全防備で出かける事。
黒い日傘に、手袋。
もし、そんな格好のオバサンがどこかの海で、一人ぼ~っとしているのを見かけても、
声をかけずにそっとしておいてやって下さいね。
人生の問題と向き合っている時ですので、、、。
備考・2006年01月13日名前変更
第119回 2004年05月06日 重塚利弘 「任侠」
「ぎ~りとにんじょ~を、はかり~にかけりゃ~、ぎ~り~がおもた~いおとこの世界」
今は昔の物語、かの名優「鶴田浩二」「高倉健」たちの映画を思い出す。
いわゆる、弱気を助け強気をくじく気性に富むことであり、一言で言って
「おとこだて」だろうか。
何を隠そう私もそういう生き方に憧れている一人であり、そういった心をいつも持っている一人である。
だが現実は、物事そんな映画の物語の様にスマートに事は運ばない。
義理や人情・何処吹く風・・・社会道徳やモラルと言った事も自分の利益の為ならゴミ箱へ、ポンと捨てる時代である。
そういった時代の中で、時折訪れる事態に私自身ふと心を倒す事もあるが、
「いやいや違う!人の道とは・社会で生きるとは・・・」と自分に言い聞かせ背筋を伸ばし胸を張り、
世のため人のため、いや社会のために・・・・と・・考えた・い・き・か・たを・しないと・・・・・・・・・・。
やっぱり古い人間なんでござんしょうかね~?
「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴ほど新しいものを欲しがるもんでございます・・・」
第118回 2004年04月29日 Lee Stark 「ケツの部分に・・・」
今月に入りすっかり暖かくなり、洗濯オタクの僕のワイフは大喜びである。
今日は朝から二回も洗濯し、脱衣カゴが空になりご満悦であった。
彼女の一番お気に入りの時、夕方の収穫がやってきた。
10分ほどして、いつもより静かに戻ってきた彼女から僕のパンツを渡された。
なんでパンツなんか??って不思議に思いながらもとりあえず受け取って、一気に寒くなった。
僕の3枚で8.99ドルのグレーのパンツに茶色の物体が、それもケツのところに・・・・。
ゲ~ッ、かなりアセッタ。頭の中は昨夜食べたキムチやチューハイなどでいっぱいになった。
彼女の冷めた視線を気にしながら、よくよく見るとそれは鳥の糞であった。
THANK GOD!!!!! 全身の力が抜けた。
ホッとした僕は、春の気配に微笑んだ。
やはり日本の四季の変化は日常に潜んでいるんだな~。
備考・2008年01月14日 通貨単位表記修正
第117回 2004年04月22日 藤田ようこ 「おまけ」
最近、コンビニをよく使う私。
「アレ」のせいで、コンビニ通いをはじめてしまったのです。
飲み物やお菓子なんかについて来る「アレ」です。
皆さんも、2つ3つ集めた事あるんじゃないでしょうか?
そう、アレとは…「おまけ」の事です。
今、ハマっているのがお茶について来る「ななこぱんだ」
…ご存じですか?
松嶋菜々子さんがCMで使っていたパペットのぱんだです。
それの超ミニ版!すっごくかわいいんですよ。
その前にハマっていたのが、やはりお茶についていた「ぱんだこぱんだ」でした。
宮崎アニメの初期の作品らしく、トトロそっくりのぱんだで、これまたキュート。
他にはアロマキャンドル、ピンキーモンキー、懐メロCDなどなど、集めに集めたおまけ達、
もう飾る場所もないくらいたくさんあるのに、
どうやらまだまだ増えそうです。
今のところは、このまま販売戦略にしてやられておこうと思ってますから!
次に新たにどんなものが出てくるのかな?
新しいおまけを見つけた方、ぜひご一報を。
第116回 2004年04月15日 原智恵子 「glider(グライダー) TOKIO」
glider(グライダー) TOKIO
昨年のTOKIO LIVE TOURのタイトルがコレ!!
私の1年のコンサート鑑賞は、TOKIOからはじまる。
今年は、2月29日開催されたAMBITIOUS JAPAN!
去年、今年のコンサートで、必ずメンバーの国分太一くんが、こんなセリフを言う。
「みんなからパワーをもらって、とってもうれしい。ありがとう」
イヤ、こちらこそである。
あのステージをみせてもらった者もパワーを得ることができる。
幸せな気持ちを、強い心を持てる。
だから、LIVEはやめられない。
新米ファンですが、2002年のLIVEから縁あって見ている。
2003年『glider』からは、メンバーの顔・名前・歌を覚えて、参加している。
まだまだ、元気をもらいたいから、今年もコンサートをがんばって見に行きます!!
第115回 2004年04月08日 中江有佳(スタッフ) 「ロード・○ブ・ザ・リング」
先日、アカデミー賞を総ナメにしたこの作品。
かなりの方がご覧になってると思います。
先日、地上波で1作目が放送されました。
「これは、見なければ!」と思った私は、
19時30分にはすべての用事を済ませ、
20時からのOAに合わせてテレビの前にスタンバイしました。
しかし、張り切りすぎた私は知らぬ間に、ウトウト…。
気がつくと、フ○ド君はすでに指輪を持っており、
指輪を捨てに行く旅にでる決意をしておりました。
そこから最後まで見て、一応おもしろかったのですが
、
「なんで、お前(フ○ド)そんなやっかいなもん(指輪)
もってんね~ん」という最大の疑問が残りました…。
第114回 2004年04月04日 龍すみか 「ボロボロ」
『ボロボロ』
ボロボロになっても捨てられないモノってありませんか?
愛着であったり、使い心地であったり…。色々な理由で使い続けるモノ。
私はもともと、なかなかモノが捨てられないタイプなんですが、特に捨てられずに使い続けているモノがあります。
それは…
『バスタオル』
それこそもうボロボロで、端はほつれ、穴はあき、布地が薄くなっていても使い続ける!!(笑)
使い心地がいいんですやネェ。水滴をよく吸い取ってくれるし…。
それでも洗濯するたびに『次こそはゾウキンにしよう!』と決心するんですが、
気が付くとまたバスタオルとしてつかってる…。
ただの糸の固まりになるまでやめられないかもしれないですネ!!(笑)
皆さんは、どんなものをボロボロになるまで持っていますか??
第113回 2004年03月26日 畠山貴至(スタッフ) 「デンボ」
でんぼとは、はかない物です。
先日、テレビを見ていると、新しい日本語を紹介していました。
内容は、最近の若者が日常生活の中で使っている喋り言葉の紹介でした。
好きな男性の事を女性どうしで会話する時に 「のち彼」(彼氏になってほしい男性の事)と使ったり、面白かったのが、
「あもい」という言葉でした、ただ単に投稿者の母親がスパーへ買い物に行き、
帰り道「あーおもたい」と言いたかった所間違えて「あもい」と言ってしまった新しい日本語です。
他にも色々と紹介されていましたがこういった中からの生き残りが定着していき普通に使われる時が来るのでしょうか?
私は、知らない間に「デンボ」と言う言葉を使っていますが、
もしかすると「デンボ」はその昔、唯一生き残った言葉かも?
と思いネットで調べてみても語源は分かりません、
ただ「お尻にできる腫れ物」と紹介されているだけで…儚さを感じます。
因みに、東大阪にある「石切神社」は「デンボ」の神様だそうです。
第112回 2004年03月19日 小川時代 「シロツメグサで・・・」
春を探しに、子供に案内されながら、久しぶりに近くの畑に行ってきました。
あたたかく風も心地よかったので、草の匂いに懐かしさを感じました。
昔は、よく友達と畑や川原に行って、花や草などを使って遊んでいました。
ままごとの真似をしたり、探検ごっこをしたり・・・
あの頃は上手に自然と遊んでいたんだなあと思い出されます。
畑には、春の訪れを告げる花々が咲き乱れていました。
つくし、菜の花、ペンペン草などなど・・・
その中でも白詰草(シロツメクサ)、またの名をクローバー、が一面に咲いていました。
幸せを呼ぶといわれる“四つ葉のクローバー”を探すことに、いつしか夢中になっていました。
しかし、探せど探せど見つかるのは、三つ葉ばかり。
はあ~~っ
「ボクも探したる!」
と懸命に探してくれる子供に、なんか、じ~んときてしまいました。
それから二人で、一生懸命探し歩き回りました。
やがて、夕焼け空になってるのに気付き、
「もう、帰ろうかー」
「うん。また、探したるからな!」
「・・・・・ありがとう・・・」
「でも四葉のクローバーがあっても、幸せにはならないよー(笑)」
って、何でそんな夢がないこと言うのーーーー!!!
はあ~~~~っっ
まあ、楽しい時を過ごせたから、よしとするかなあ・・・
これも、シロツメクサのおかげ??
第111回 2004年03月11日 成金屋清富(五島清富) 「歴史」
大阪バファローズの球団名売却問題。
毎年30億円程の赤字を出している大阪バファローズは赤字解消の切り札として
チーム名「大阪近鉄バファローズ」の「近鉄」部分を売りに出すと発表。
・五年以上の契約
・成績に応じての契約料(平均して36億円程度に)
商売としての手応えはあったようだが、結局周りの反発を喰らい発表から5日で白紙撤回となった。
(唯一福岡ダイエーが賛同っぽい発言をしただけ)
いろんな所で「何たることだ」と発言している人もいたけど、
「何たることだ」という状況に追い込んだのも誰やろか。
プロスポーツでしかも企業名が認められているNPB。
「野球を不朽の国技にし、野球が社会の文化的公共財となるよう努める」(野球協約第3条)
既にコレに抵触してるとおもうんやけどどうだろな。有名無実かと思うし。
お金儲けやったら売れるもんナンボでも売ったらよろしいがな。
日本のプロ野球の歴史で以前にも似たような事例があったかとおもうんやけど
・大東京がライオン
・高橋ユニオンズがトンボユニオンズ
・福岡野球が太平洋クラブライオンズ・クラウンライターライオンズ
過去の事例がニュースなので一向に取り上げられなかったのはなんでなんでしょう。
これらはスポンサーも経営に関わったいうことなんでしょうかね。
プレーオフにしろ、命名権にしろ事ある毎に「何たることだ」と否定的になるのはどうでしょか。
とりあえずやってみてアカンかったら改める、それでええやないですか。
これこそ米国メジャースポーツを見習いなはれ。