週一エッセイ/所属タレント

第020回 2002年03月14日 木元美香 「?宇宙からの侵略者」

「じんこーえーせーひまわりが、たいふうをとらえたしゃしんです」
とは、テレビの天気予報の中で、夏になると必ず使われたフレーズです。 最近では、その写真がCGになってたりもしますが、このフレーズの意味をしっかりと理解したのは、 たぶん小学校低学年のころだったと思います。
たしか、理科の授業で「天気」の項目があった様な。夏休みの宿題では、天気の記録があったりしました。 そんな中で学習していったんだと思います。
台風の情報を得るために、「人工衛星ひまわり」が雲の写真を撮っているということなんですよね。 まあ、あたりまえのことなんですけど。
今でこそ「あたりまえ」と思えることも、子どものころには「?」なことって多くて、 そして、以外と忘れてしまってますよね。
さて、「じんこーえーせーひまわりが、たいふうをとらえたしゃしんです」
小学生になるまではどう思っていたかというと、「夏に黄色い大輪の花をさかせる向日葵が、ふわふわと宇宙を漂いながら、 地球を襲おうとしている台風をつかまえてくれる」と信じてました。想像力あったんです。
でも、子どもの想像力って、素敵ですよね。

第019回 2002年03月08日 野中政宏 「理容?美容?」

髪の毛切るときって、みなさん、理容院へ行きますか? 美容院へ行きますか? まあ、最近だったら女性も男性も美容院へ行く方が多いと思うんですが、この辺の差が僕にはよくわからないんです。
免許としては理容の方が難しいらしくて、「顔を剃る事が出来るのは理容師だけ」とも聞いた事があります。 でも「オシャレなカットをしてくれるのは美容師さん」っていうイメージもありますし、 実際、小学生のなりたい職業のかなり上位に「美容師」がランクされているとか…。
僕としてはどっちでもいいから「満足する髪型に切って」というのが願いでして。
僕はなかなか髪を切りに行って満足した事がないんです。
ずーっと通い詰めて「ここはこういう方がいい」とか「この人はこういうのが好きなんだな」 とかコミュニケーションが深まらないとなかなか上手くいかないんですよね。そういうわけで引っ越しとかで土地を移ると、 一番苦労するのが道を覚えるのでも医者探しでもなく、美容院探しなんです。
さて、最近は久々に短めのスタイルにしている僕なんですがヒゲと相まって、良いのか悪いのか強烈なイメージを与えているようです。
曰く「山男」。
曰く「熊」と。
これ、どこでどんな方に伺っても、今の僕は「山男」であり「熊」なんだそうで。 以前は「カメラマンみたいじゃん。業種が違うよ」と笑われる事が多かったので、 ちょっと変えようと思って短めにしたのに(ここまで短いのは10年ぶりくらい!)、今は別の意味で笑われてしまっています。フクザツ…。
南森町界隈を「今、山から下りてきました」な格好で歩いている不審人物(笑)がいたら、それは僕です。…って、なんだかなあ。

第018回 2002年02月28日 池原量 「調理」

★持ち物★ エプロン・三角巾・タオル・うわばき
上記の持ち物をしっかりカバンに入れ、向かった先は兵庫栄養専門学校。
将来有望なシェフや栄養士さんになるであろう、学生であふれる校舎。
真っ白なコック帽がキリッとしていてとても素敵!
それにひきかえ、不揃い・ド派手な柄のエプロンがほとんどの"私達"がそこにゾロゾロと侵入。
子育て真っ只中のママさんや、子育てはとうの昔に終えたであろう大きいママさん…言わば「オバチャン」達が私達のグループ。
先日、私は彼女達に交じって西宮消費者協会が主催する「子供が喜ぶとっておきごはん料理」の調理実習を体験しました。
作り方の説明と子供に必要な栄養の話、そして調理を含む3時間の調理実習。
私にとって、この短くて長い3時間は調理との闘いではなく、「オバチャン」との闘いとなりました。
恐ろしい
肉だんごを鍋に焦げ付かせた犯人を徹底的に追求し、後片付けは若者(ワコード)に押しつける!
しかもスゴイ技と巧みな話術で!!
恐ろしい
何より驚いたのは彼女達のルーズリーフ型の手帳にはギッシリと毎日の予定が書き記されていたこと。
あの3時間は調理実習ではなく珍獣実習、もしくは将来実習となった気がします。あぁ~はなりたくないという学習に…。
今回のメニュー
調理師科教授:深沢 譲先生(NHK「とっておき関西」火17:33~出演中)
1.ミニデコレーション寿司
2.鮭のみそマヨネーズ焼き
3.2色肉だんご
3.イタリア風ライスコロッケ
手軽に作れる1品を今日はご紹介します!

【鮭のみそマヨネーズ焼き】(5人分)
5切れ 塩・胡椒 少々
プチトマト 5粒 パセリみじん切り 少々
じゃがいも(中) 2個 バター 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2 みそ 大さじ2
作り方:
1.鮭(生鮭が良い)は水気をとって軽く塩・胡椒しておく
2.さいのめに切ったじゃがいもを茹でてつぶし、熱いうちにバターを混ぜてマヨネーズ、味噌を加え滑らかになるまで練る
3.1に2とプチトマトの薄切りをのせ200度のオーブンで焼き、パセリのみじん切りをふる。
出来上がり
※西宮で行なわれるこのような行事は誰でも参加出来ます!詳しくは…
さくらFM(787MHZ) 市政番組「アットホーム西宮」伊丹章・池原量
月 20:00~20:45 /火 8:15~9:00をチェックしてドンドン参加してね。

第017回 2002年02月12日 Kay稲毛 「トモダチ」

昨年の秋のKayの友達が、東京(町田)にスノーボードとサーフィンの専門ショップbs-east(ビーズ・イースト)をオープンさせた。
それと同時に「Pride」というアパレルのブランドも立ち上げた。
現在はTシャツ、パーカー、スエット各1種類づつが発売されているが、3月11日に新作のTシャツが発売されることになった。
実はKayもこのブランドからサポートを受けていて、今回出る新作のデザインを担当するという暴挙にまで出てしまった。
今回生産される全てのTシャツは限定生産で、全てにシリアルナンバーが入っている。
Kayがどんなデザインをしたか興味ある人は2月の下旬にホームページ「うぬぼれの証」 http://www.unuboreya.comに詳しく発表されると思うので見てみてください。
見た人は買ってください。 宜しくお願いします。
さてここまでは宣伝ですが、実はこのショップをオープンさせた彼(B氏) あるスノーボードのイベントにMCとして行った時に初めて会って、 それ以来友達付き合いをさせてもらっているのだが、一緒にメシを食うと、いつも夢を語ってくれる。
彼の夢の話を聴くのが楽しくて、気がつけば色んなことを一緒にやる中になっていた。
彼のすごい所は彼が語った夢が全て実現されて行っているということ。
彼は自分の夢のために判断し、実行に移す行動力と判断力を持っている。
Kayも見習わないと・・・いつも彼を見てそんなことを思う。
彼はKayにとって憧れであり、目標でもあったりする。
人との出合いって不思議ですよね・・・こんな素敵な出合いがあるんですから。
これからも人との付き合いを大事にして行きたいと思う今日この頃です・・・

第016回 2002年05月23日 加藤くみ子 「ラケット」

学生時代の思い出といえばテニス…6年間ひたすらテニスにいそしんでいた私。
学校へは勉強ではなくテニスをする為に行っていた。
朝起きると朝練に…朝練が無い時は自分で近所をマラソンし素振りをし…
テスト前とかで練習が無い時などは近所の小学校でサーブ練習など、一人でもテニスばかりしていた。ほとんど中毒。 筋肉トレーニングも大好きで腹筋はカンカンに硬く、 1つ下の男の子達に「筋肉」と呼ばれていた。(今では想像もつかないが…)
小学校時代は運動音痴でマラソン大会ではいつもビリの方だった。
身体も小さく跳び箱も鉄棒も全然だめ、運動は全くだめだった。
音楽が好きで小学校では「トランペット鼓隊」で中太鼓をしていて
特にドリル(演奏しながら隊形をかえ行進)は大好きだった。
だから私は中学に入ったら「吹奏楽部かバトン部」と決めていたのに…
いろいろあってテニス部に仮入部。人気のクラブで仮入部はいっぱいだった。
瞬発力の無い私だったが根性だけはあったので知らない内に持久力がついた。 (ナント、中1のマラソン大会では260人中40位、中2では24位、 中3では18位。12クラスあったから…クラスで1.2番に。。。 ビリだった子がスゴイ成長!!!)
正式に入部してまもなく、先輩達の応援に6月の試合に行くと言う前日の帰りがけに 顧問の先生から「明日ラケットを持って来い」といわれた…
ルールもなんとなくしか知らないし、???がいっぱいだった。
まだやっと素振りを教えてもらい投げ打ちを少ししていただけ…
試合の日、先輩達にまぎれて横浜市大会の団体戦に出場。もちろんストレート負け。
コートの横では3年男子の部長の先輩がずっとついていてくれた。
私達にしたら神様みたいな人だった。。。 (その先輩はその後インターハイにも出場し軟式テニスの海外普及活動にも務め雑誌などにも出ていたよう。 ヨネックスの選手の方と結婚し今もテニスとかかわっているらしい。)
それ依頼、私のテニスづけ時代がはじまるのでした…
ここで…ラケットにまつわるアクシデント話を2つ。。。
1. OBの男子の先輩がおNEWのラケットを勇んで持ってきた日、乱打している先輩の後ろを玉拾いで通りかかり、 思いっきりスイングしたラケットが頭に直撃!!!
ラケットは割れた…私はしばらくうずくまっていたが集まってきた皆に 「大丈夫です~」と笑いながら言った。
皆は「打ち所が悪かったのでは」と逆に心配になったらしい…
その時は私が被害者のようだったが今思えば先輩の方がずっと被害者だった。
先輩の好きなレモンイエローのラケット…本当に痛かったのは当時高校生のOBの先輩!あ~っ、、、ごめんなさい!!!
2.私の大切にしていたラケット…誰かに、グリップ部分に穴を開けられた…
1つではなくいくつも…1回ではなく何回も…めっちゃ腹立つ~!!!
遂に、釘で穴ををあけている現場をおさえた。。。
犯人は同級生の男の子2人だとわかった。それも同じテニス部の…
何か恨みでもあったのか?私が嫌いだったのか?いじめか?
当時(中学)、男女別ではなく1軍、2軍とに分かれコートも別で練習していた…
そのねたみか???そう言えば何故なのか理由は結局話してもらっていない。
1人は高校のテニス部でもまた一緒に…今でもたまに会う。この夏追求しよう!
PS:いまだにテニス部の仲間は交流が有り、夏には毎年横浜で飲み会をする…
さすがに一緒に汗を流した仲間ってナンかちがうよね…男女の隔てが無い気がする。
ここまで、なが~い私の思い出話に付き合ってくれた人有り難うございま~す。
ラケット話?はこれで お・し・ま・い

第015回 2002年05月16日 や乃えいじ 「エズラ」

健治さん、また春がきますね。
酒が好きです。九州出身(大分)ということもありますが、よく飲みます。
最近は焼酎をいただくことが多いのですが、バーボンも負けず劣らず好きです。
バーボンは、TTBという事務所にいらっしゃった中村健治さんに教えてもらいました。
健治さんは普段から中音の良く通る、男が聴いてもうっとりするような声の先輩で、 大変忙しく仕事をされてました。
声のかっこ良さだけでなく、普段のスタイリッシュな生活ともあいまって、 僕の周りの若い女の子達は「イブシ銀さま・・」と本気で呼んでました。
教えていただいたのは酒だけではありませんでした。 ド新人駆け出しで全く仕事のない僕に、ナレーションや表現の手ほどきもして頂きました。
でも、それはシコタマ琥珀色の液体を摂取してからの事で、 次の朝までに忘れてしまわないように必死でメモを取ったものです。
健治さんは、僕らに酒を振舞いながら「いつか儲けたら飲ませてくれや・・」が口癖でした。
健治さん、あの当時僕のギャラでやっとこさキープできたバージンバーボンじゃなくて、 健治さんが飲ませてくれたエズラを、やっとこさですが、キープできるほどにはなりました。
健治さん。また、春がきますね。
健治さんが逝かれた、春が・・。

第014回 北さおり(さおり) 「産声」

2002年2月15日。ナレーションパフォーマンスグループenocoro(えのころ)が、『産声』をあげます。
正式に結成されたのは昨年の9月19日。
今回、初のナレーションライブ(朗読会)を行う芦屋のTioという会場で会合をもったのが最初の一歩でした。 その時はまだ、グループ名も決まっていませんでした。
その日、Tioの女性オーナーが、会場に猫じゃらしと韮の花を生けて私たちをもてなしてくれたのですが、 青い猫じゃらしと白い韮の花が籠に生けられている様子は、とても清楚で可憐な感じでした。 その時、そのオーナーが猫じゃらしはとても強い草で震災の後、 芦屋の荒れた地に一番最初にたくさん咲き始めたのも猫じゃらしだったという話をしてくれたのです。
その様子や話を聞いて、私たちはグループ名を'猫じゃらし'にしようと決めました。 でも言葉を生業にしている私達にとっては'猫じゃらし'という響きが、今ひとつピンときませんでした。 そこで、グループの発起人である福井聡美さんが早速調べてくれたところ、 猫じゃらしの学名は狗尾草(えのころぐさ)だとわかり、'えのころ'と名付けたのです。。
えのころのメンバーは、女性ばかりの5人組み。皆、声の仕事をしているのですが事務所も別々なうえ、 特にそれまで5人が仲良くつるんでいたというのでもありません。 ただ、共通していた事といえば、FMキタのDJをしているということです。 (あっ、それから、みんな背が低いというのも共通事項!あくまで偶然そうなったのですが。) それだけに、いったいどんな風に、朗読会を作りあげていくのか、、、まさに未知数で一杯です。
でも、この5人、本当に人間的にはけっこうおもしろいのです。 言いたいことや疑問に思った事はお互い、ハッキリ言う。それでいて後くされがない。 (また、言い方もうまい!というよりはあれこれ考えすぎずに率直に言ってるだけかも、、、もちろん、おもいやりの心を忘れずにですが。) 一人一人の良さをそれぞれが認めている。人に対して甘えすぎないで、しっかり、距離間を保っている。 グループのバランスがとてもいいのです。
とはいえ、まだ始まったばかりの'えのころ'、大変なのはもちろんこれから。 2月15日はそんな私達の'えのころ'としての始めての「声」を出します。 まさに、『産声』。どんな産声をあげるか、その世紀の瞬間にあなたも立ち会ってみませんか?

備考・2006年01月13日名前変更

第013回 重塚利弘 「酔う」

もう一巡したようで・・・今回は「よ」で始まるお題です。
ボズアトールにぴったりの単語「酔う」。
男が酒を飲み、酒に酔う・酔っ払う等と言うとあまり良いイメージでは受取られません。
書いてる本人含めボズアトールの男は特に男くさいイメージですからなおさらです。と、自分で書きながら納得してしまう。
しかし同じ様にお酒に酔っても 一見、「ちょいと小股のきれあがったいい女が お酒を飲み、頬をぽーっとピンク色に染めて、 「私今日はチョット酔ったみたい・・・」などと頭なんぞをもたげて来ようものなら、ねえ、だんな、お互いの酔いも手伝って。。。 そのまま今夜は・///VozAtor~~~とまあ、なんですわなー いやはや、まー なんと言いますか・・・。
お酒に酔うと怖いもんなくなりますから・・・あ~くわばらくわばら。
話を戻して、
「酔う」と言うのは何もお酒に限った事では無く他にも色々あります。
壮大な風景に「酔う」
美しい音楽に「酔う」
そして乗り物に「酔う」あれ?
いやいやそれもある。
そんな中のひとつに、
研ぎ澄まされた心地いい声に「酔う」。
感動を与えるナレーションで聞く人を「酔わす」などと、
我々の仕事も、「酔う」ではないかと思います
またこれは、自分だけが良い気持ちなのではなく多くの人に広くそれを与えることが出来る喜びもそこにはあります。
そうした仕事が出来る事に日々感謝をしながらこの一年も精進して参ります、
皆様、今年も一年 ボズアトールを どうぞ宜しくお願い致します。

第012回 龍すみか 「みかん・・・だけじゃないよ」

―冬はヌクヌクこたつでみかん―
なんともいえない、至福の時。
いいですよね~。
しかし、我が家のこたつの上に乗っているのは、みかんばかりではありません。
そのもう一つの定番とは…
『ぽんかん』
皆さんは『ぽんかん』って、ご存じですか?
大人の握り拳ぐらいの大きさをした柑橘類で、外側の皮はみかんより少し厚め。
そして、ちょっとデコボコして います。でも、中の実はジューシーで、とっても優しい甘さなんですよ。
そのぽんかんが、何故我が家の定番なのか…?
それは父方の祖母が、毎年欠かさず送ってくれるから。
つぶれないよう丁寧に、箱一杯に詰めて送ってくれるのです。
お礼の電話を掛けると、決まって『みんな風邪引いてないか?食べ過ぎでお腹壊さんようにな。』と言います。
たぶん、祖母の中の私達は、いつまでも変わらず幼い子供のままなのでしょう。
ぽんかんの優しい甘さは、きっと、祖母の優しさがつまっているからなんですね!!
祖母の『ぽんかん』
いつまでもこたつの上にあって欲しい、大切な定番なのです。

第011回 中江有佳(スタッフ) 「手紙」

突然ですが、最近、「手紙」書きました?
私は、きちんとした「手紙」は苦手ですが、
学生の頃、同じクラスや違うクラスの友達に
たわいもないことを書いて、回したり、
休み時間に交換したりする「手紙」が好きでした。
今は、大人になってしまい、友達にも「手紙」を書かなくなりました。
しかし最近、「メール」という便利な「手紙」が登場し、
いろん事をまめに「メール」するようになりました。
この「メール」たしかに便利なのですが、
こちらの気持ちや相手の気持ちが伝わりにくかったり、
誤解を生んだり場合があります。
同じ文章でも、人のキャラクターや、受け取りかたで
変わってくるから不思議です。
「手紙」では、そんなことはなかったのに、
携帯やパソコンの画面からの無機質な機械の文字で見るせいなのでしょうか?
そういった意味では、自分で書く「手紙」のほうが便利なのでしょうか?
「メール」もいいですが、たまには「手紙」を書いてみるのもいいかもしれませんね・・・。